アルツハイマー病の新薬「レケンビ(レカネマブ)」による治療について
2024年4月1日レケンビ(レカネマブ)は、「アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)」及び「アルツハイマー病による軽度の認知症」に対する薬です。アルツハイマー病では、頭の中にアミロイドβという物質が溜まります。レケンビは、このアミロイドβを取り除く作用があります。その結果、脳のアミロイドβが減り、アルツハイマー病の進行が遅くなることが期待されています。
アルツハイマー病による軽度認知障害(MCI)および軽度の認知症の方で、認知機能検査において一定以上の点数を取り(MMSE22点以上、CDR0.5又は1)、アミロイドβが溜まっていることが確認された場合に治療対象となります。レケンビは2週間ごとの点滴による治療です。
詳しい説明をご希望の方、治療をご希望の方は受付時にお申し付けください。
当院はレケンビ投与可能施設です。