脳ドック(要予約)
どれか一つでも当てはまる方は、脳ドックの受診をおすすめします
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの脳卒中の基礎疾患がある
- 脳卒中を起こした家族がいる
- 40歳以上で喫煙・飲酒が多い、肥満の方
上記に心当たりがある方は、脳卒中のリスクがあります。脳卒中は自覚症状がないまま突然発症するため、MRIを使用した精密検査で早期発見することが大切です。
年齢を問わず、年に一度、人間ドックのような感覚で、お気軽に検診にいらしてください。
脳ドック 料金表
脳ドック当日は画像検査の説明を行い、後日詳細な結果説明(画像診断解析結果、血液検査等)を行います。
- 《 脳ドック/
シンプルコース 》¥33,000(税込み) -
検診内容
- ・神経学的診察
- ・認知機能検査
- ・MRI・MRA
- 《 脳ドック/
スタンダードコース 》¥40,000(税込み) -
検診内容
- ・神経学的診察
- ・認知機能検査
- ・MRI・MRA
- ・血液検査(肝機能、腎機能、耐糖能、脂質、甲状腺)、尿検査
- 《 脳ドック/
スペシャルコース 》¥45,000(税込み) -
検診内容
- ・神経学的診察
- ・認知機能検査
- ・MRI・MRA
- ・血液検査(肝機能、腎機能、耐糖能、脂質、甲状腺)、尿検査
- ・血管伸展性検査(baPWV, ABI)
- ・頸部超音波検査
- 《 脳ドック上記料金プラス
オプション 》
¥27,000(税込み) -
検診内容
- ・AIRS(アミノインデックスリスクスクリーニング)
軽度認知障害(MCI)検診(要予約)
MCIスクリーニング検査プラス・APOE遺伝子検査
厚生労働省によると2025年、65歳以上の高齢者のうち認知症の人は約700万人(5人に1人)に増加すると予測されており、さらに軽度認知障害(MCI)の人は認知症と同数程度と見込まれております。
当院では認知症リスクを判定するために、MCIスクリーニング検査プラスとAPOE遺伝子検査(自費診療)を行っております。
健康な方でも高齢になるにつれて、認知症やMCIのリスクは自然と高くなります。検査の結果にかかわらず、生活習慣を改善し予防に取り組みましょう。検査ご希望の方はお申し付けください
MCIスクリーニング検査プラス
認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症は、発症する約20年前から主な原因物質であるアミロイドベータ(Aβ)が脳内に溜まり始め、認知機能が少しずつ低下していきます。
「MCIスクリーニング検査プラス」は、あなたの現在のMCIの可能性・将来のリスクがわかる検査です。人には本来、脳内の老廃物を排除する機能が備わっていますが、その機能が生活習慣の乱れなど、さまざまな要因により弱くなってしまうことで老廃物が蓄積し、アルツハイマー型認知症を発症しやすくなります。MCIスクリーニング検査プラスは、老廃物を排除する機能が正常であるかを検査することであなたのリスクを判定できる血液検査です。
APOE遺伝子検査
Aβの蓄積や凝集に関わる物質のひとつが、アポリポタンパクE(APOE)です。APOE遺伝子には、主にε2、ε3、ε4の3種類あり、2つ1組で遺伝子型を構成しています。ε4の有無とアルツハイマー病発症との関係を調べると、ε4を持っていない遺伝子に対して、ε4を1つまたは2つ持っている遺伝子型のアルツハイマー病発症のリスクは3倍から12倍高くなるといわれています。
APOE遺伝子検査は、あなたの持っているAPOE遺伝子型を血液検査で調べ、アルツハイマー病発症リスクを知ることができます。
*APOE遺伝子検査の際は検査の同意書が必要です。
APOEε4によるアルツハイマー病発症への影響
遺伝子型 | リスク(倍) |
---|---|
ε2 / ε3 | 0.6 |
ε3 / ε3 | 1.6 |
ε2 / ε4, ε3 / ε4 | 3.2 |
ε4 / ε4 | 11.6 |
Hsiung,G.Y.,Sadovnick,A.D.,Alzheimers Dement.2007
MCI検診 料金表
- 《 MCIスクリーニング
検査プラス 》¥23,000(税込み) - 《 APOE遺伝子検査 》¥17,000(税込み)
- 《 MCIスクリーニング
検査プラス・
APOE遺伝子検査 》¥35,000(税込み) -
- ・いずれのコースも血液検査、認知機能検査を行います。
- ・お電話、または当院の受付でご予約ください。
- ・自費診療ですが、保険証をお持ちください。
- ・2~3週後医師から直接検査結果の報告をいたします。
認知症やMCIの可能性が高い場合は、通常の保険診療で精密検査や治療を行うことも可能です。